VWゴルフが先鞭をつけた欧州小型ハッチバック車市場。デルタも流れに乗じて1979年に登場。インテグラーレは当時欧州で盛んだったグループA既定のラリー参戦を目的に4WD化されたモデルで、毎年のように進化して最強のマシーンとして数多の勝利をものにした。

LETHALといえば、リーサル・ウェポン（凶器）などを連想させるが、そんな戦闘的なイメージをハンヴィー（アメリカの軍用車両）を彷彿とさせるボディとスーパーチャージャー付ディーゼルエンジン、シャコタン・シャシーを組み合わせることで巧みに再現している。

グループ5規定に基づき市販車の面影を残しながら、競技用車両に作りかえられたシルエット・フォーミュラと呼ばれるレーシングマシーン。935もそのうちの1台だが、あまりにも速すぎたこともあり、他のメーカーが同カテゴリーのレースから撤退したほどだった。

シビックと言えば、日本ではハッチバックのイメージが強いが、アメリカ市場ではクーペの人気も高い。ホットウィールは6代目シビック・クーペのスポーツグレード、Siをベースにエアロパーツやシャコタンで決めたチューナー系の改造が施された仕様を表現している。