新生児が赤ちゃんのように眠れるようにする7つのヒント

赤ちゃんの眠りはどうなっているのでしょうか?
初期の数カ月間の簡単なヒントやコツ、解決策をご紹介します。
最初の数週間から数カ月は、愛にあふれた幸せな日中と寝付けない夜が混在する、そんな時期です。赤ちゃんはこの世に生まれて間もないので、一晩中眠れるようになるには少し時間がかかるかもしれません。そこで、赤ちゃんがぐっすり眠れるようになるためのヒントや裏ワザ、おやすみには欠かせない必需品をご紹介します。

1. 寝る前の習慣に早すぎるということはありません

家に来た最初の夜は、少し早いかもしれません(自分のベッドを見られるだけでもうれしいでしょう)。でも、生後1カ月に就寝の習慣をつけることで、よりよい睡眠をとることができます。

赤ちゃんが昼と夜の区別(そして、昼と夜のどちらが長く眠れる時間帯なのか)を理解するようになるのは、日々の習慣が重要です。新生児が昼夜を区別できるまでの間は、習慣や日課を繰り返すことでだんだんと覚えていきます。

  • やさしく揺さぶりながら寝かしつける
  • 寝床のカーテンを閉める。
  • 話すときは、やわらかい声で
  • ホワイトノイズやリラックスできる音楽を流す

通常15~30分程度で終わる就寝前の習慣に、これらの方法を取り入れてみてください。しかし、赤ちゃんが落ち着かなくぐずったりするようなら、より早く(そしてより幸せに)眠れるように、臨機応変に時間を早めるのもよいでしょう。ただ、常に一貫性を保つことが重要です。

赤ちゃんが「そろそろ寝る時間だよ」と知らせることができるような、予測可能なパターンがベストです。

  • お風呂
  • 食べる
  • お話の時間
  • 寝る時間

2. スワドリング(おくるみ)でぐっすり眠る

赤ちゃんを適切な方法でおくるみで包んであげると、新生児が早く眠りにつき(良いこと)、静かな眠りが増え(良いこと)、目覚めがよくなる(素晴らしいこと!)ことが研究で分かっています。おくるみに包まれた赤ちゃんほどかわいらしいものはありません。赤ちゃんをあやすには、常に手を上にして、心臓に近いところで抱っこすることを忘れないでください。そして、赤ちゃんが自分で寝がえりを打てるようになったら、おくるみのブランケットを使うのはやめましょう。赤ちゃんは生後2~4カ月でスワドリングから卒業します。

3. 眠りの合図に飛びつく

赤ちゃんが「ねえ、眠い!」と言ってくれたら、うれしいですよね?実は、そうなんです。しかし、すべての赤ちゃんが眠いときにあくびをするわけではありません。ほとんどの赤ちゃんは、それぞれ独自の眠りの合図を持っていますが、ここでは一般的な合図をいくつか紹介します。

  • 目が赤くなる
  • 眉毛のまわりの皮膚に炎症がある
  • 頬が赤く腫れている
  • 目を合わせない、目をそらす。
  • 体が緊張している
  • イライラする
  • 激しく泣く

生後0~3ヶ月の赤ちゃんは、眠そうなサインを出してから、最長でも15分ほどで眠りのタイミングを逃してしまいます。(だから、赤ちゃんから合図があったら、すぐにあやしてあげてください。そうすれば、お互いにとってずっと楽になりますよ。)

4. 落ち着くまでそっと待ちましょう

夜中に赤ちゃんが騒いだり、声をあげたりしても、必ずしも次の授乳の準備が整っているとは限りません。赤ちゃんが自分で落ち着けるようになるまで待ちましょう。(それは簡単なことではありません。)

また、赤ちゃんをママパパの代わりにあやしてくれるアイテムを活用してみてもいいですね。ボタンを押すと、聞き覚えのある音楽や心地の良いリラックスサウンドが流れ、赤ちゃんを心地よく眠らせることができます。

5. 自分で自分を落ち着かせる練習

赤ちゃんは、自分で自分を落ち着かせる練習をする機会が多ければ多いほど、昼でも夜でも、すぐに眠りにつくことができるようになります。昼寝の時間も大切です。ここでは、自分で自分を落ち着かせるための5つのサインを紹介します。

  • 手を握ったり、体の中心に持ってきたりする
  • 手や指を口元に持っていき、おしゃぶりする
  • 対面抱っこをすると、赤ちゃんは自分の顔をあなたの胸、首、または脇の下にぴったりとくっつけて、安心したり落ち着いたりします
  • 横向きやおなかの上で転がるようになる
  • 自己鎮静泣き:赤ちゃんが数分間、穏やかな声でぐずること(激しく泣くのとは異なります)

6. 寝かしつけをする(長めの睡眠)

30分から2時間おきに目を覚まし、揺らしたり、食べさせたり、抱っこしたりしないと眠らないようなら、睡眠時間を長くするよう努力するよいタイミングかもしれません。
このように寝かしつけの際に常に授乳や抱っこが必要な場合は、以下の方法を試して、赤ちゃんが自分で自分を落ち着かせることができるようにしましょう。

  • 寝る直前ではなく、20~30分前に授乳する
  • 赤ちゃんが眠くなったら(ただし、まだ眠りきっていない)、眠る場所に寝かせ、なでたり押したりして落ち着かせる
  • 赤ちゃんが騒ぎ始めたら、抱き上げ、揺すりながら眠気を誘い、再びスリープスポットでなでなでして寝かしつけます
  • このサイクルを3~5回、20~25分ほど繰り返す

翌日の夜もこのサイクルを繰り返すことで、一貫性のある優しい寝かしつけができるようになります。

7. 睡眠退行について

それほど深刻な問題ではありません。6週目、9週目、12週目と、赤ちゃんは3つの大きな発達段階を迎えます。

あなたが話したり笑ったりすると、赤ちゃんはあなたの顔に集中するようになり、より注意深くなります。

このような新しい発達により、赤ちゃんはなかなか寝付けなくなることがあります。少し前は眠れるようになっていたのに、急に目覚めがよくなり、授乳回数も増えることが予想されます。(これが「睡眠時随伴症」です。しかし、これは長くは続きません。)

研究によると、この時期赤ちゃんは最もぐずってしまうので、落ち着かせ、眠らせるために、より多くの手助けが必要になるようです。では、ママパパはどうすればいいのでしょうか?赤ちゃんが成長するこの時期に必要なものを与えてあげましょう。例えば、寝る前にたくさん添い寝をしてあげることです。添い寝が嫌いな人はいないでしょう。そうすれば、赤ちゃんはいつの間にか落ち着いて、またぐっすり眠れるようになります。

※睡眠退行とは・・・今までよく寝ていた子が急に、夜中に何度も起きたり、昼寝が短くなったり、寝つきが悪くなったりすることです。

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