Smilestonesとは?
筆者

感情/情緒

こちらの記事を見に来てくださりありがとうございます。育児をする上でまた新たな節目に直面していませんか?一緒に乗り越えましょう(深呼吸しましょう)!

あなたの小さなお子さんが何か大きな感情を抱えていて、もしかしたら癇癪を起こしてしまうこともあるかもしれません。子育てする上でそれをナビゲートするのはとても大変で、時には孤独なことだと感じます。私もその渦中にいて、自分をリセットさせる必要があるときに感じたことは、本当に必要なのは、お子さんの癇癪で大変なときでもすぐに思い出せるような、シンプルで実用的に対応できる育児ツールだということです。

これらからご紹介するのは、私が試行錯誤の末にたどり着いた、とっておきのヒントになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

癇癪を起したときの対処法:順を追って対応していきましょう

癇癪を起こすと、その瞬間は圧倒されてしまいます。フィッシャープライスのプレイラボで子どもたちと一緒にワークしているときや、母親として育児をする中で、私は下記のシンプルでわかりやすいヒントに何度も救われましたので、ご紹介します。

1. "聞いているよ"

この言葉をかけると、お子さんたちはとても安心します。お子さんたちは、その時のその場で、ただあなたに話しを聞いてもらいたいだけなのです!この言葉をかけることで、お子さんたちは自分の話を聞いてもらっていることにすぐに気づくことができます。時には、それを知るだけで、子どもたちは落ち着き、なだめることに繋がります。

2. 深呼吸

これは、私がよく使う実践的な対応策です。深呼吸をすると落ち着くことを自分に言い聞かせます。息を吸って、またゆっくり吐く。娘がそれを理解するまで数回時間がかかりましたが、今では私と一緒にやってくれるようになりました。こうすることで、彼女は闘争モードから抜け出し、元に戻るために気持ちを落ち着かせることができます。

3. ハグや添い寝など、心地よいと感じることをしてあげる

お子さんたちは感覚を求めるもので、ハグの感触は心地よく、また五感に働きかける動作でもあります。それは、お子さんたちからのあなたへの愛を相まって、体と心を落ち着かせるちょうど良いやり方かもしれません🧡

4. 数を数え続ける

これは、赤ちゃん期、幼児期、未就学児期、さらにはご両親の皆さんにも、普遍的なヒントになります!数を数えることは規則的で落ち着きを取り戻すことに繋がります。特に静かで低いトーンで行うと、より高い効果があります。特に4、5歳児は、数を数えることを学ぶことが好きな時期なので、次に何が起こるかわかっており予測可能なビートは、彼らにとっても心地よいものとなるのです。私の場合、「今、自分に余裕がないみたい。自分を落ち着かせるために、数を数えてみよう」。と低いトーンで、なだめるように、リズミカルにカウントするようにしています。ぜひ試してみてください!

長期戦:子供の学習スピードと成長に合わせた感情コントロールのトレーニング

頻繁に、そして定期的にお互いの感情を分かち合い、理解し、ナビゲートすることで、お子さんたちが自分の感情を見極め、あなたと同じようにできるようになることをサポートしましょう。

1. 自分が今どんな感情かを声に出して認識してみる

大人である私たちは、自分でも気づかないうちに、さまざまな感情を同時に素早くコントロールしています。これは、私たちが経験を通じて身につけてきたスキルです。そのスキルを取得しようと今努力しているのが、あなたのお子さんです。あなたが経験した感情的な出来事を、健全な表現でお子さんに伝えてあげることで、お子さん自身が同様の問題に直面したとき、感情をコントロールするのに必要な言語ツールを与えることに繋がります。お子さんたちが、次は自分でやってみよう!と自信を持てるように、コツを教えてあげましょう。

最初は小さいことからで構いません。「外を散歩したかったけど、今日は雨だから残念だな。」や 「今日は外を散歩したいな。とても気持ちよく晴れているし、こんな日は太陽の光が幸せな気分にしてくれるから。」など。

一日中、意識的に自分がどんな感情かを認識することで、(お子さんの感情に集中するのではなく)日常的な感情の概念を学ぶことができるのです。私の中で、これは間違いなく価値のあることだと思っており、今後も長期的に実践していきたいことの一つです。

2. アドバイスを求める

これは、特に小学校入学前など少し大きめのお子さんに向けた方法になります。数年前、息子が4歳くらいになったときから始めたのですが、共通言語を持つのにとても役立ちましたし、同じ感情を共有する機会を与えてくれました。

例えば下記のようにとてもシンプルな内容です。

「今日は疲れたな。ディナーを食べた後ということもあって少し眠いな。どうしたらいいと思う?」

これは、家族の笑いを誘うと同時に、お子さんはあなたから相談されることで、大人から頼られていると感じるでしょう。お子さんたちは一日中、誰かが立てたスケジュールを一生懸命過ごしています。彼らに自信を持たせ、感情について話し合い、関係を築くとても楽しい方法です。専門的なアドバイスを求めることで、あなたの思いつかない新しいアイディアをくれるかもしれません!

感情認識:発達の内訳

どの時期や発達段階において、どのようなステップがよく見られるのか、チェックしてみましょう!

  • 16ヵ月 初期の感情理解が始まる
  • 24ヵ月 様々な方法(音、ジェスチャー、言葉)で感情を表現し始める。
  • 24ヵ月 本の中の登場人物など、他人の感情を認識し始める。
  • 24ヵ月 他人の感情を表す言葉を使い始める。
  • 31ヵ月 なぜ感情が生まれるのか概念を理解し始める。
  • 36ヵ月 自分の感情を表す言葉を使い始める。

様々な道具やトリックを試してみる!

私がいつもご両親の皆さんにお伝えしていることは、この時期はいろいろな道具やトリックを試してみることです。お子さんは日々成長し、変化していますので、いろいろ組み合わせてみることで、思わぬ楽しいハプニングあるかもしれません!これらは、私自身の子供たちだけでなく、過去にプレイラボで一緒にワークしたお子さんたちにも効果がありました。
私はあなたを応援しているし、あなたが素晴らしい仕事をしていることを知ってほしいです!

ご両親の皆さん

深呼吸をして、今の自分の気持ちを自問してみてください。
これはあなたたちとお子さんの新しい旅の始まりなのだと自分に言い聞かせながら。あなたたち家族は日々学び、成長し、変化しているのです!
人生(と癇癪)をナビゲートするのは簡単なことではありませんが、あなたはそれを完璧にこなしています。そのまま進んでください💪💪🏻💪🏼💪🏽💪🏾💪🏿
最後にお子さんの成長で気になることがあれば、ご自身の直感を信じて医師に相談してくださいね。

一緒に成長を喜び合って、子育てをもっと楽しもう!

お子さまは個性豊かに、それぞれのペースで日々成長しています。そう分かっていても子育てに不安を感じることも多いはず。
90年以上おもちゃを通してお子さまの発達、成長に寄り添ってきたフィッシャープライスは、お子さまの小さな一歩を一番近くで応援し、ママパパをそっとサポートしていけたらと思います。

もっと読む

関連記事

TOP