フィリピンでは庶民や観光客の移動手段として知られるジプニー。ジープの後部に乗り合いバスのような乗員スペースを架装したもので、日本のデコトラのような装飾が施されることも多い。そんなジプニーをホットロッド調で仕上げた実にホットウィールらしい1台。

フォードがフェラーリを買収し、レースカーを作らせる計画を画策したが失敗、その結果打倒フェラーリに燃えたフォードが自力開発したという、最近映画化されたことでも知られるGT-40の誕生エピソード。ホットウィールは1968年のル・マン24時間優勝車を再現。

WRC（世界ラリー選手権）を、スバル車が3年連続制覇したことを記念して作られた特別仕様車。専用ワイドボディや太いタイヤを装着し、エンジンは2.2リッターまで排気量アップして強化するなど、ラリーカーさながらの俊足マシーンで、わずか400台が生産された。

「Are we there yet ?（まだ着かないの？の意）」の「アーウィー」と発音が近い「アールヴィー」の語呂合わせでネーミングされた、いかにも遅そうでコミカルなキャンピングカー風のスタイルが愛くるしい1台。車体真ん中の車輪はダミーという視覚的トリックも楽しい。