きかんしゃトーマスインタビュー
木育で子どもの心が豊かに!
専門家に聞く木製おもちゃの楽しみ方
専門家に聞く木製おもちゃの楽しみ方
木の温もりが紡ぐ思い出
木のおもちゃが愛される理由の一つとして、”木の温かみ”があります。湿度や温度によって、木に含まれる空気が変化することで、まるで呼吸をするかのように、木の状態も変わります。また、長年使っていると、色や形といった風合いが変化し、時間の経過だけでなく、おもちゃに関わった人とのつながりや思い出を感じられるはずです。
自ら関わることで育つ主体性、
そして五感を通して育つ運動能力
音や光、動きが少ない木のおもちゃは、子どもたち自身がどう遊ぶと楽しいかを自然に考えることになりますが、実はこの体験が子どもたちの主体性を育てることにつながります。ほどよく重さがあり、それなりの大きさがあるので、子どもたちが成長していく過程で、身の回りのものの大きさや重さ・距離感などを五感を通して認識するのに役立ち、実際にものを掴む・持つ・置く・動かすといった動作から身体的・運動的な感覚を養うことができます。