バービーロールモデルインタビューサイト

07 プロサーファー

「私の波は必ず来る」
家族の支えを力に変えて
世界でたたかう17歳

松田詩野 Shino Matsuda
  • 小さいころから多様性に触れると
    それが当たり前になる

    私のドールを作ってもらえると聞いて、すごくびっくりしました! “世界のバービー”に選ばれたことが嬉しいですし、実際に手に取ってみるとリアルで、表情は自信に満ちあふれていて。自分もこんな風になりたいなって思いました。バービーでは、自分が小さいときにお姉ちゃんと一緒に遊んでいました。今は職業も200種類以上あって、幅広く多様性が表現されているんですね。子どものころから多様性に触れていれば、大人になってもそれが当たり前って思えるようになるので、いろんな職業の女の子を見れるのはすごくいいと思いました。

  • 漠然とした「勝ちたい」気持ちは
    具体的な夢に変わった

    サーフィンに夢を持ち始めたのは、試合に出るようになってからです。初めは「勝って活躍するサーファーになりたい」と漠然と想像していたのですが、試合を重ねるうちにどんどん夢が具体的になってきて、もっと頑張ろうって思うようになりました。17歳の今は、東京オリンピックでのメダル獲得を目標に、試合や練習で海外に行くことが多いです。波がある日は海で練習して、波がない日も他のトレーニングをするので、一日中体を動かさない日はありません。大変な部分もあるけど、全部がサーフィンに繋がってくるので、真剣に取り組んでいます。

  • モチベーションを高める方法は
    “勝った自分”を想像すること

    大きな舞台ほどプレッシャーは大きくなりますが、そういうときこそ「勝った自分」を想像して、モチベーションを高めるようにしています。サーフィンは自然が相手の競技なので、自分の番に一番いい波がくるとは限りません。でも「私の波は必ず来る」と信じて、自信をもって戦うようにしています。悩んだり不安になったりすることは……たまにあります(笑)。そんなときは、周りの人になんでも話すようにしています。特に一緒にいる時間が長い家族には、普段から悩みも全部話しますね。いい答えをもらえると、前向きになれるんです。チャンスを逃さないよう、いつも「私の波は必ず来る」と信じて、普段からモチベーションを高くキープするようにしています。

  • 「味方がいるから頑張れる」
    ずっと感じてきた家族の応援

    家族の支えは、常に感じてきました。海外遠征に一緒に来てくれたり、千葉まで車を運転してくれたり。サーフィンに関していろんなアドバイスをストレートにしてくれるのも嬉しいです。自分のためを思って言ってくれているので、素直に受け止められるし、意見が合わないときには話し合うようにしています。夢に向かっていくときに、家族がついていてくれるのはすごく心強いです。小さいときから家族が支えてくれたおかげで今があるし、味方がいるから、頑張れるって思います。

  • もし海に行っていなかったら……
    サーフィンが教えてくれたこと

    今はこんなにちゃんと夢を持てていることが嬉しいです。毎日頑張れているのは、叶えたい夢があるからです。でも、もし小さいころに海に行っていなかったら、たぶんサーフィンはしていませんでした。試合に臨む自分自身の気持ちも、勝つ喜びも知らないままだったと思います。だから、親が子どもに可能性を広げる機会を持たせてあげることは大切だと思うし、子どもたちには「これにはなれないな」なんて思わずに、いろんな夢をもってためしてほしいです。夢があれば、その方向に自分が変わっていきます。夢をもつことは、それだけで自信を持っていい、素敵なことなんです。

PROFILE

  1. プロサーファー 松田詩野
  2. 2002年8月13日生まれ。
    6歳の頃、両親の影響もあり、サーフィンを始める。初めてのサーフィンにも関わらず、すぐにサーフボードに立つことが出来、その瞬間(とき)の感覚が忘れられず、近所のサーフィンスクールに通うことを決意。13歳(中学2年生)の時に日本プロサーフィン連盟のプロテストの合格規定をクリアし、14歳(中学3年生)4月からプロサーファーとしてデビュー。
    現在は、ワールドサーフリーグを主戦場とし、年間10カ国以上を周りワールドツアーに参戦している。「わたしの波は必ず来る」という思いを心に秘め、世界チャンピオンを目指し、日々チャレンジしている。

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